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バケツに水を入れてTMMスタンガンの電極を水の中に入れ放電(スパーク)させて、そのバケツの中に手を入れてもまったく電気は流れて来ません。15万〜30万Vの高出力のスタンガンでやっとごくわずかに感じる程度です。 |
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ちょうどサウナや公衆浴場にある「電気風呂」や低周波治療機器の感じ方のごく微量です。 |
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電気工事で使用する大きくて太い電線や、家庭の中で使用する100V用の電線コードの中の電線を剥(む)き出しにして裸の電線を素手で持って、その裸電線の中央部分にスタンガンの放電(スパーク)を接触させても手には電気は流れません。−の電極から+の電極へ流れる際に最短距離を流れる性質のため水の中に入れても電線の端の方を素手で持っていても電気が流れないからです。 |
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スタンガンの放電部に接触しますと「バシッ。」と激しく叩かれたような状態になり弾き飛ばされてしまいます。その直後からの状態は、皆さんが腕の肘(ひじ)を何かの拍子に打ちつけて「腕全体」が「シビレ」て一瞬感覚が「麻痺(まひ)」してしまった。という経験があると思いますがそれと同じ感じ方で、スタンガンの電気はその時の「シビレ」や「麻痺」の状態よりさらに数十倍強烈な「シビレ」や「麻痺」の「体感ショック」を暴漢に与えますが、このショックはスタンガンの電極を暴漢の身体に押し付けてスパークさせた時、−の電極から+の電極の間を最短距離で流れます。実際には皮膚の表面を流れているのですが、その際に身体に無数に走る神経網を強烈に刺激して生じるもので、決して身体の内部に電気が流れて生じるものではありません。 |
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ですからTMMスタンガンの電気は通常の電気(AC100V)と比較しますと、その性質に大きな違いがあり、通常の電気のように接触、感電して筋肉収縮を起こしたり、身体の内部に電気が流れたり、接触部分が赤くなったり傷やヤケドを負ったりするようなことはめったにありません。(5万〜20万V) (例外的にアレルギー体質や過敏症の人に30万Vクラスのスタンガンを接触させた場合は赤く腫れたり、軽いヤケドを負ったりすることがあります。) |
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40万V以上(90万Vまで)のスタンガンでは、アレルギー体質や過敏症の人でなくても軽いヤケドや場合によっては治療を必要とするヤケドを負うこともありますので、有事以外での対人接触は避けてください。又、頭部や首回りに直接接触させた場合、後遺症を含むケガを負わせる可能性があります。 |
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TMMスタンガンの電気は雨の中での使用や暴漢が抱きついている時又は水などで濡れた手で、そのまま使用した場合はスタンガンの使用者自身が電気ショックを受ける場合がありますのでご注意ください。 |
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30万V以上のスタンガンになりますと、やや厚手の服の上からでも効果がありますので、直接皮膚に接触させる必要はありません。また50万V以上になりますと、皮製のジャンパーや毛皮のコートの上からでも使用することが出来ます。 |
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スタンガンを接触させる箇所としては、距離的に頭部(脳)に近い位置になる程より大きな効果があります。又、腕や脚に接触させても部分的な電気ショックだけで犯人の全体的な行動能力を奪うことはかなり無理があります。ですから最良の接触箇所は安全性を考慮して、腹部か背中の上部が適当です。 |
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スタンガンの電圧(V)、電流(A)について |
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スタンガンの電圧は民間使用のスタンガンで130万Vクラス(業務用の特別仕様)が最高ですが、これ以上は必要ありません。あとは電流(アンペア)の調整で体感ショック度は自由に設定出来るからです。すべてのTMMスタンガンは2〜4MA(ミリアンペア)に設定されていますが、これは身体に対して安全範囲に留めているからで、逆に150万ボルトや160万ボルトの超高電圧に設定すれば製造コストから考慮した電子回路に無理が生じて、非常に不安定で危険度が増大しますし(軍隊用のように、超高価なスタンガンは例外です。)電流が(アンペア)を増幅すれば、身体に与える傷や後遺症も考えられます。 |