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NEWIN CORPORATION社製のバトンタイプ、スタンガンNW-701セキュリティ・プラスロングバトンを
50万ボルトとして販売する悪質な性能詐称販売業者を告発する!! |
1.韓国 NEWIN CORPORATION社について |
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TMM社は20年以上前から護身用品を輸入販売しており、当時はアメリカや台湾製のスタンガンを輸入していたが、今から12年前くらいから韓国製のスタンガンも併せて取り扱うようになった。
現在、スタンガンで「パンサー」や「マグナム−X」などのブランド名で日本国内で販売されているものはTMM社が100%輸入しているものだ。(JIN社との独占輸入販売契約を締結している。)
実はこのパンサーやマグナムーXを生産しているJINエレクトロニクス社(韓国製スタンガンの中では最高品質で護身器具としての性能も30万ボルトのクラスでも50万ボルトのクラスでも世界最高品質。護身器具のスタンガンでは私が一番信頼している。)という会社の従業員だったのが、このNEWIN社の閔(ミン)社長だったのだ。そして当時のJINエレクトロニクス社で副社長をしていた李(リー)さんがTMM社の韓国担当の契約社員なのである。TMM社がJINエレクトロニクス社の「パンサー」シリーズのスタンガンの輸入を始めた頃は、NEWIN社の閔(ミン)社長もTMM社の李(リー)さんもJINエレクトロニクス社の従業員と役員という関係だった。1990年頃の話である。
その後、閔(ミン)さんはJIN社を退職してNEWIN社を創業して現在に至っている。一方、李(リー)さんは外科医師を父に持つ裕福な家庭に育ち、韓国政府の国費留学生として九州大学に6年間在籍して農学部の博士号を取得している。日本語も堪能で韓国の警察装備、護身用品も詳しいということで閔(ミン)さんと同時期にTMM社の契約社員になり以後、現在まで現職である。
それ以降、日本国内での護身用品も需要の増大によりスタンガン等の韓国製品も輸入数量も大きく伸びた。NEWIN社の閔(ミン)さんが独立してスタンガンのメーカーを始めてから2年程経過した頃、TMM社の韓国担当の李(リー)さんが私に『閔(ミン)さんが新しくスタンガンを生産して主にアメリカに輸出しているが日本には、まったく取引がないのでTMM社で取り扱ってくれないか。と閔(ミン)さんが言っている。』と頼んで来た。
NEWIN社のセキュリティ・プラスのスタンガンの輸入を開始したのは1994年3月からだった。もちろん日本では初めてのブランドで知名度もなく月刊誌等の広告やカタログを無料配布するなど広く宣伝に努めた。その当時のNEWIN社はスタンガンの製造技術も未熟で最大出力(ボルト)で30万ボルトのスタンガンを作るのが精一杯だった。すでにTMM社ではアメリカ、台湾など世界で売られているスタンガンの大半を取り扱っていて、マーケティングにも精通しており、営業面からどのようなスタンガンが良く売れるのかを熟知しており、そのノウハウをアドバイスしてあげていた。当時はほぼ毎月1回のぺ一スで韓国の護身用品、警察装備のメーカーを訪問していたのでNEWIN社にはすでに何十回も訪問している。
そして今回問題になっているNW−701セキュリティ・プラス ロング・バトン 50万ボルトも「NEWIN社がメーカーとして現行の30万ボルトしか持っていないのでは売りにくいので50万ボルトを是非作りなさい」と私がアドバイスしてNEWIN社の50万ボルトシリーズが生産品目の中に加わったのである。特にNW−701Aのショート・バトンは30万ボルトの出力(電圧)でドイツの会社のOEM生産をしていたのを私のアドバイスで50万ボルトを生産するようになった。特に先端の電極のデザインをアドバイスして、私が訪韓の度に指導して行き現在の形状に納まった。このショート・バトンの50万ボルトは日本でも良く売れた。
その後数年が経過して、当時(私のアドバイスで50万ボルトを生産開始した頃)の護身器具としての威力(性能)がより低下しているので注意をしたところ、韓国内の他社スタンガンのメーカーの特許に抵触することや、あまり威力の有るスタンガンを生産してNEWIN社のもので万一事故が発生した場合のことなどを閔(ミン)さんが色々と心配して「威力のあるものは作れない」と言い出し、TMM社としては護身用としては販売出来ないようになった。
私どもTMM社は、本当に護身用品として使用出来る威力(本物)の有るスタンガンに『こだわり』があり、閔(ミン)さんの友人でもあるTMM社の李(リー)さんのこともあるが徐々に取扱数量は減少してしまうようになった。
そこへ来て今回の問題のNW−701セキュリティ・プラス ロング・バトン 50万ボルトも日本で販売してからすぐに故障するなど、技術的な問題が数多く発生するようになり2000年末からNEWIN社は生産を中止した。したがって、現在日本で売られているものは100%、30万ボルトの製品を50万ボルトと詐称して販売しているのである。現在でもTMM社はこれと同じ製品(NW‐701)を30万ボルトとして販売をしているので、これらの複数の悪質業者が50万ボルトと詐称販売していることが判断出来るのである。
現にTMM社では2001年3月には2000年に仕入れた50万ボルトの在庫分が完売したことを最後に全国の取引先に対して、メーカーの生産中止に伴い、NW−701セキュリティ・プラス ロング・バトン 50万ボルトは廃盤になったことを通知している。 |
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