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当該盾型スタンガンに使用していますアルミニウム箔製の放電プレートの「熱膨張率」は室内温度が1度C(セ氏)上昇すると27ミクロン(1000分の27ミリ)伸びます。 |
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これはアルミニウムの特性で避けられません。 |
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仮に保管する室内温度が寒暖差で20度C(セ氏)になりますと0.54ミリ前後の膨張・収縮が連日発生してポリカーボネート(PC)板との接着面が微細に剥離し最終的には皺(しわ)、たわみ、剥がれ、気泡の発生に至ります。 |
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しかしながら、これらの経年形状変化はスタンガン(放電)機能には一切関係ありませんのでご安心ください。 |
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この熱膨張による経年形状変化を防止する対策はアルミプレートの厚みを少なくとも1.0ミリ以上の厚さにする必要があり、そうしますと放電時の負荷が大きくなり製品寿命を大きく損ないます。更に、製品の重さが増加してしまい、軽量化対策に相反することとなります。 |
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婦女子でも自在に取り扱える「軽さ」を最優先させるため放電プレート(アルミ箔製)の「しわ」「たわみ」は製品の経年形状変化だけで製品性能・威力には一切影響しないことでもあり、製品の品質上で問題なくTMM社は「良し」と判断しています。 |
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以上の事由により、これらの経年形状変化は不良品(瑕疵)ではありませんのでTMM社の保証対象ではありません。予めご了承ください。 |
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「しわ」「たわみ」の「見た目」が気になる場合は、プラスチックか木製の「へら」で軽く押さえると幾分かは改善されます。 |