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粉末OCの優位性 |
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必要以上に拡散しないため民間人が実際に使用しやすい。
液体催涙剤の約1/3の拡散度で、第三者への被害を最小限にできる。
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屋内、屋外を関係無く使用できる。液体催涙剤を屋内で使用した場合、汚染の除去が非常に困難であるが、粉末は汚染の除去が容易である。
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不燃性にできる。第3種粉末りん酸塩類(ABC粉末消火剤)をコーティング剤に使用し、かつ二酸化炭素(CO2ガス)を使用して噴射することで、「火の気」を心配せずにどのような条件下でも使用できる。
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以上の利点があり、液体OCよりはるかに高価であるが、その価値を認めて粉末に精製したものを使用している。
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炭酸(CO2)ボンベの説明 |
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エアゾール式で噴射させる催涙スプレーは、炎天下で直射日光が当たる自動車の中などで温度が40℃以上にある場所に長時間放置した場合、ほとんどの催涙スプレーの缶は破裂する。
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TMMスーパーディフェンダーS−832のカートリッジの内部に装着されている炭酸(CO2)ボンベは、ホームページでご覧いただければ判ると思うが、前述のスプレー缶のように40℃程度の温度で破裂することはない。TMM社での実験でも100℃でも破裂、爆発、ガス洩れはなかった。しかし、炭酸ボンベは大丈夫でも粉末催涙剤が、カートリッジのノズルから洩れる可能性がある。カートリッジ内の温度が上昇して空気が膨張して、ノズル部分の内側に貼ってあるアルミ製の密封シールを破損するからである。また粉末催涙剤を品質の劣化が進むため良くない。
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このアルミ製の密封シールが破損して粉末催涙剤が噴出した場合、カートリッジだけをTMM社に送って修理を受けると良い。
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いづれにしても、カートリッジの使用期限(3年間)を保持するために日陰で常温の場所に置く方が良い。
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